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2022年の収穫まとめ

ブラッシュアップライフの影響で、毎夜You Tubeで懐メロを漁っております。同類の方々、きっとたくさんいますよね。

無垢なる1周目です
はい!

大変今さらながら、2022年の畑をまとめようと決心しました。

大丈夫、まだ間に合う。3月までなら世間的には2022年度ですから。2022年の話をしたっていい。

じゃがいも

弊畑、記念すべき初植え付け作物がじゃがいもです。
人類史において、きっと何度も人間を飢饉から救った大事な作物がじゃがいもです。

ジャガイモは春と秋が植え付けができ、時期によって市場に出る品種が違いうみたいです。私は近所のカインズで売られていた中から「ニシユタカ」を選びました。

理由は、ちょうどよい感じに芽が出ていたからです。種芋を植える前に、「芽出し」という作業(1〜2週間明るくて風通しがいいところに置いて芽を出す作業)が必要なのですが、早く植えたかったので買ってすぐ植えられそうなものを選びました。

9月上旬に植えて、途中に一回追肥料して土寄せ。めちゃめちゃ順調にグングン伸びて11月中旬に収穫できました。超簡単で最高。

一応食育ライクなことをする
めっちゃ取れる
庭で焼いてじゃがバターに
(出来上がりの写真は撮り忘れた)

「ニシユタカ」は水分多めで、火を通しても崩れにくいという特徴があります。男爵みたいなホクホク系とは違った食感で、じゃがバターにすると口の中で溶けていくような感覚でまじ旨です。

崩れないのでカレーや肉じゃがにもぴったりでした。ニシユタカ最高。

大根

冬やさいといえば大根ですからね。庭の大根でおでんをつくりたいと思って植えました。

じゃがいもより少し遅れて9月中旬に種蒔き。畝の中心に一条まきしていきます。

赤いんだなぁ

種の蒔き方にも「すじまき」「点まき」「ばらまき」があるそうです。ちゃんと調べずに「すじまき」しちゃったわけですが、大根は25-30cm感覚で「点まき」するのが普通だったっぽい。

この後、新芽がぎゅうぎゅうに一列渋滞で芽をだしたので

こんなにかわいい奴らを間引くなんて

心を鬼にして間引きまくりました。つらかった。

さらに、本葉がでて大きくなり始めた頃からイモ虫たちが葉を食べ漁り、間引き後に残した株の半分くらいが枯れてしまいます。

そんな中、生き残って成長した大根を12月初旬に数本収穫でき、おでん、焼き魚用の大根おろし、浅漬けなどにして食べました。なんかわからないけど、市販のより旨い気がします(気のせい)。

食育2

にんじん

特ににんじんは好きでもないんですが、秋植えで育てやすそうだということで、大根と同時期に植え付け。

にんじんは、畝幅が60cmくらいあれば2条まきしてもOKのようでした。大根と同じように、適当にすじまきしました。

にんじんの子葉は雑草と区別がつかない

大根と同じように、密集しているので株の成長に合わせて複数回間引きしていきます。間引きばっかりやっていると、せっかくこの世に生を受けたのにごめん、という気持ちになってきます。

そんなある日、衝撃の事実を知りました。「間引き菜、食えるってよ」

はい。知っている人にとっては当たり前すぎる話なんだと思いますが、私的には目から鱗でした。しかも、にんじんは根よりも葉に栄養があるらしい。

間引いたにんじんの葉を天ぷらにしたり、根も色づいて肥大し始めたくらいの株は、丸ごとグリルして食べました。この小ぶりにんじんのグリルが超絶うまいのです。

なんかかわいい
焼くともっとかわいい

育て方があまり良くなかったのか、にんじんは収穫時期になっても一般的なサイズにはならなかったのですが、チビにんじんの丸ごとグリルが旨すぎたので結果オーライ。収穫したにんじんは、ほぼ全てこの食べ方でした。

ほうれん草

ほうれん草ってどのくらい食べますか。

冷静に考えるとほうれん草の食べ方って、バターで炒めるか、お浸しとか和え物にするか、トマトパスタの具にするかくらいしか思いつかない。にも関わらず大量に作りてしまった。ほうれん草に謝りたい。

にんじんと同じく、60cm幅の畝に2条まきして、子葉が出てからは段階的に間引きをします。若いほうれん草の葉は、ベビーリーフとしてサラダにも使える(生で食べられる)そうですが、庭の環境があまり衛生的でない気がするので間引き菜も火を通して食べてました。

あっという間に育ってしまうんですが、家であまりほうれん草を食べる人も機会もなく、下の記事で書いたように無理やり消費する状態に陥ります。ほうれん草に謝りたい。

結局、消費が追いつかないまま、植えられたほうれん草はどんどん巨大化して葉も厚くなり、食欲をそそられない状況なってしまいました。

心の中でごめんなさいを連呼しながら土に還しました。反省。

ポテチをつくりたい

なんだかんだで、植えた作物が全滅することはなく、それぞれおいしく食べられたのはよかった畑初年度でした。

にんにくとタマネギも、なんとか冬を生き延びくれたし。春が近づいて気温も上がり成長段階に入っている感じがします。うれしい。

今も畑作りについては知らないことだらけなので、少しずつ学んでいこう。春が来るたび大きくなれる。

で、目下の目標はポテチづくりです。

先日、弊社のイベントnote BIZ DAYでご一緒したカルビーの櫛引さん(『THE CALBEE』の発起人の方)から、カルビー独自開発の品種「ぽろしり」と、栽培用キットである「バケ土」「ポテトバッグ」の存在を教えていただきました。

「ぽろしり」は、ポテトチップスを作るために改良された品種だそうです。

ジャガイモは先述した通り越冬させると(一定の温湿度で長期保存する)、でんぷん質が糖化して甘くなります。糖度が高くなればなるほど、高温調理で焦げる原因に。甘くなったジャガイモはポテトチップスにはあまり適さないというわけです。
そこで、カルビーポテト(株)が10年以上の歳月を費やして研究開発したのが、
①糖度が低く、
②長期保存でも品質が変わりにくい、
③生産者の不安を払拭できる病害虫に強い、ジャガイモ「ぽろしり」でした。
「じゃがいもDiary」から引用(リンク

ということで早速手に入れました。

ぽろしり。名前がかわいい。

種いもは二袋買ったので、2つはバケ土に、もう2つは庭の畑に植えて違いを比べてみようと思ってます。

夏には旨いポテトチップスをたべるんや。

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