さよならの朝に約束の花をかざろうー中田さん退職に寄せて
出会いがあれば別れがあるし、出会いから別れまでの時間がすばらしいほど、別れには痛みを伴います。
本日、中田 貴也さんがnote株式会社を退職しました。
2022年8月に中田さんがnote proセールスチームに入社してから今日まで、実に濃く、実に短く、実に刺激的な1年3ヶ月でした。
もし僕が福山雅治ならこう言うでしょう。
「実に面白い」
事実、中田さんは面白いおとこでした。
勤勉で、エネルギッシュで、ムキムキでした。
・・・
2022年8月は、note proセールスチームにとって大きな変化の時期でした。SaaS事業を営む多く先達が経験したように、セールスチームをインサイドセールスとフィールドセールスに分け、組織として次のステージに進もうというタイミングでした。
リードクオリフィケーションやら、SQLの定義やら、商談のフェーズやら
あれこれ議論しながらも営業の現場ではお客さんとのコミュニケーションはずっと動いてるカオス真っ只中だったような気がします。
そんな中で入社した中田さんは光速でオンボーディング期間を駆け抜け、入社翌月から商談に入り、そのさらに翌月には受注しているというスピードスターでした。
中田さんは、僕の理想とする営業マン像にすごく近いおとこです。
早く、行動量が多く、それでいてお客さん一人一人に一切手を抜かず全力でサポートする。そりゃ数字も上がります。
僕は主にインサイドセールスとして中田さんと関わってきましたが、お客さんとの打ち合わせのお約束を中田さんに引き継ぐ時、えも言われぬ安堵を感じていました。中田さんに引き継げば大丈夫。
中田さんの商談に同席する機会はほとんどなかったのですが、メールのやり取りはCCにMLアドレスが入るのでお客さんとのやり取りが垣間見えます。中田さんに返信するお客さんのメールを読んでいると、その信頼度の高さがひしひしと伝わってきます。
そして、送信している量が多い。
他の仕事は経験がないのでわかりませんが、営業は「量が質に転化する」ものだと思います。前職でも口酸っぱく言われました。
そしてそして、筋肉だってムキムキです。
入社時に比べて、横から見た時の体の厚みが2.5倍くらいになっています。
そんな中田さんが、本日旅立ちました。
最終日まで、ずっと変わらずnote proセールスチームとしてお客さんに向き合い、受注し、チームの課題に真摯に意見をくれました。
あなたは本物の男前です。
中田さんの、ごちゃごちゃ言わずに結果を出すスタイル、好きでした
中田さんの、スベッているのにずっと話し続ける芸も、好きでした。
中田さんが、社内wikiとして利用しているGrowiのことを「ジーウィ」って言ってたのも好きでした。
僕たちにとっては計り知れない損失ですが、中田さんの新しい挑戦を応援します。
僕たちも負けないように頑張ります。
次は渋谷で飲みましょう。
たまに四谷にもきてください。
それではまた。